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ヒンギスの試合が面白いわけ [スポーツ]

昨日観戦したPPOを振り返ってみると、シングルスの中ではマルチナ・ヒンギスの試合が面白かったです。そのわけは、、、

  1. 第1サーブの確立が高い:特に中村藍子はサーブが入っていなかった。杉山愛でさえ立ち上がりの第1サーブはなかなか決まらずに試合がもつれるのでは?と、不安を感じたくらいです。幸い、相手が相当ヘナチョコだったので杉山のサーブも入るようになり、エースも取れてホッとしました。ヘナチョコとはいえ、ベスニアは杉山の良いサーブに対しさらに良いリターンを返すこともあって、そんな時は杉山は全く動けませんでした。
  2. サーブアンドボレー、はたまた、サーブアンドスマッシュ:ヒンギスはサーブしたらほとんどの場合サービスラインまで前進して、次なる技を仕掛けます。ヒンギスの試合の面白さはここにあります。ベースラインからの打ち合いもそれなりに面白いですが、強いサーブを繰り出し、相手が打ち上げてしまったボールをたたく、、、爽快です。
  3. サーブのフォームが良い:高いトス、高い打点、飛んでいったボールは相手コートのサービスライン上に落ちるのびのある球です。そのため対戦したニコル・プラットはその球がアウトなのでは?と何度か審判に訴えていました。

去年の東レPPO準決勝でマリア・シャラポアに勝ったヒンギスは、次の日はあっさりとエレーナ・デメンティエワに負けてしまいました。その辺のギャップがヒンギスの弱点なのでしょうか。糸が切れてしまったみたいに、、、。昨日は余裕で勝利していましたが、今大会もこの後が気になるところです。できれば再びシャラポアを破って見事に優勝してもらいたい、です。

1996年の東レPPOにマルチナ・ヒンギスが初めて出場した時にも東京体育館に出かけていました。伊達公子とか沢松奈保子を見たような気がするのですが、全部ウロ覚えになってしまっています。ところで、この10年の間に東レのカーペットコートの品質がよくなっているのでは、とフト思いました。10年前は選手の足音がバタバタと響いた印象があるのに、今回は大変静かでラケットがボールを打つ音と選手たちが出す気合の声だけが聞こえていました。ウーン、、、でも、自分の頭も相当ヘナチョコだから、ただの思い込みかもしれません。


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