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ドラマ「地方紙を買う女」

http://blog.so-net.ne.jp/dearlip_2005/2005-11-26-7

宮部みゆき選の松本清張短編集を3冊買ったのは2005年のことだったのか、、、。「地方紙を買う女」は殺人を見破られることになってしまう新聞購入が印象的でよく覚えています。

1月30日の夜、ボンヤリとTVを見ていたら日テレの火曜ドラマゴールドが始まりました。引き続きボンヤリ見ていると、なんとこのドラマ、仙台周辺でロケをしたらしくJR仙山線、愛子駅、市営バス、松島と牡蠣、光のページェントなどの懐かしい風景です。ドラマの中で愛子駅から二口温泉行きの市営バスに乗って、「めがね橋」というバス停で降りたので、そんなバス停があったのかしらと思い、市営バスの路線(http://www.kotsu.city.sendai.jp/)を調べてみましたが「ニッカ橋」はあっても「めがね橋」は見当たりませんでした。フーン、架空のバス亭だったのかな、、、。

原作では群馬か山梨あたりの地方の新聞という設定だったと思いますが、それをどうして仙台に変更したのか気になるところです。美味しそうな牡蠣を剥くシーンを見ていると生牡蠣を食べたくなるし、紅葉や雪景色をみているとあの愛子駅からのバスに乗ってみたくなるし、光のページェントのシーンだってなかなかに美しくて、これは仙台の魅力をタップリと見せていました。こういうのって脚本を書く人が気まぐれに都市を決めるのかな?それとも、仙台の地元に映画やドラマのロケを招致をする機関があって動いていたのかしら?それにしても、原作の時代には「東京から準特急で2時間くらい」という設定だと、群馬、山梨辺りまでだったのが、今は新幹線で2時間の仙台も範囲になったのですね。

主演は内田有紀(潮田芳子役)です。その暗い表情がなかなか良いです。ただ、、、原作と違って作家の杉本(高嶋政伸)が欲を出して毒殺されてしまうのです。原作では、杉本を毒殺しようとした芳子は失敗し、毒を仕込んだオレンジジュースを自分が飲んで自殺して終わるのでした。他にも原作とは違うところもイッパイありましたが、ともかく、内田有紀と仙台ロケが良かったので、面白く見ることができました。


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