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快晴フライング [本]

古内一絵著

途中から「マカン・マラン」のシャール、ジャダ、柳田が登場してきました。

柳田が顧問をしている一中の水泳部のエース、月島タケルが突然の交通事故で亡くなってしまう、そこからこの物語が始まります。エースの力で保たれていた水泳部は部員が減り、今や廃部の危機。主人公の上野龍一は、わずか数人のヘタレ部員たちと共に大会に出場して成績をあげ、なんとか水泳部の存続を画策していくのですが、、、柳田はドラァグクイーンに変身したシャールとこの本の中で初めて対面することになります。部員を紹介します。(三年生)上野龍一=クロール。敦子=タケルや龍一とは幼なじみでタケルのことが好きだった、クロール。雪村襟香=性同一性障害(ジェンダーアイデンティティーディスオーダー=GID)、美少女な男性、個人コーチに習い全種目泳げる。(二年生)東山麗美=アニメオタク、飛び込みできないバタフライ。三浦有人=チビで陽気、息継ぎができないバタフライ。五十嵐弘樹=重量系、水中歩行部。(一年生)宇崎聖、ブレスト。小松莉子、ブレスト。マトマイニ・ワイリム=ケニア出身、身体能力は高いが入部当初泳げず。

性同一性障害は、私たち世代には襟香の母親と同様に理解、受容するのが難しい面がありますが、ここに登場してくる中学生たちくらいの世代になると柔軟に受け止めていけることができるように思いました。
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