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続 氷点 [本]

三浦綾子著

内容紹介:自分が辻口家を不幸にした殺人犯の子であるとして、自殺をはかった陽子。一命をとりとめ、父・啓造や母・夏枝からすべてを謝罪されたが、自分が不倫の末の子であったという事実は潔癖な陽子を苦しめた。陽子は実母・恵子への憎しみを募らせていく。一方、兄・徹はその恵子に会い、彼女なりの苦しみを知ることになる―。大ベストセラー『氷点』のその後、“真実”を前に苦悩する人々を描いた珠玉のドラマ

三浦綾子の夫である三浦光世氏が「氷点」の後書きを書いていて、そこに綾子は「氷点」の続きを書くような予定はなかったとありました。それでも陽子が命をとりとめたところでふっつりと終わった「氷点」には自然に「続」が始まっています。登場人物が増えて、その分、ありえないような偶然が重なって物語が進みます。「原罪」、「ヨハネ福音書八章一節から十一節」などキリスト教の教えを身をもって知ることになる陽子です。札幌、小樽、網走、流氷、能取岬、知床、濤沸湖、網走湖、、、北海道旅行の前に読んでおくと良いナ。
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