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鈴木家の嘘 [映画]

(2018年)

最初に映画ができて、その後に本が発行されたそうです。私は逆に本を読んでから映画を観たわけです。

息子の自死を目の当たりにしながら、その前後の記憶を失ってしまう母。「母が生きる目標になれば」と残された家族は突拍子もない嘘をつくる。嘘というのは、、、引きこもりだった息子が、母親の入院費を稼ぐために単身アルゼンチンへ渡り、赤エビの仕入れ業に就職した、アルゼンチンの生んだ偉大な革命家チェ・ゲバラに傾倒している、アルゼンチンで友達もできて人生を謳歌している、、、。こんな嘘にキレイに騙された母親の幸福そうな顔。突然、全てを思い出したときの絶望した母親の顔。やっぱり映像ならではの表現に引き込まれました。岸部一徳、原日出子、岸本加世子らが良い演技してますし、特に、大森南朋はすみにおけません。
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