ホビット 思いがけない冒険

The Hobbit: An Unexpected Journey (2012 米)

まさかの三部作でした。映画館で、ドラゴンの目が開いたと同時に映画が終わった時「前編、後編の二部仕立て」なのだな、と思いましたが、甘かったです。本作も「ロード・オブ・ザ・リング」に引き続いての三部作とは、、、ピックリ。トールキン氏は偉大なストーリテラーです。

フロドのおじさん、ビルボ・バギンズの若い時の冒険物語です。ドラゴンに支配されたエレボールのドワーフ王国の再建をかけて旅にでます。途中「ロード・オブ・ザ・リングス」に登場するゴラムと彼のお宝のリングがビルボの手に渡るいきさつが描かれていました。ガンダフルと、今はまだ善人のサルマンとの会話も「ロード、、、」の伏線となっていて面白い。ゴラムやオーク、エルフたちなどおなじみのキャラクターたちが、パワーアップして再集合。ニュージーランドの大自然の中(おそらく)で撮影されていました。「雷合戦」といったかな、岩山同志が岩を投げ合ってのガチンコ勝負シーンなんて、迫力満点です。私が見たのは3Dではない通常のものでしたが、それでも3Dには効果的なアングルだと思われる映像が相次いでいるのが分かりました。