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寺泊 [本]

水上勉著

内容紹介:故郷、あるいは若い頃の、著者の脳裏に突き刺さるように残っている人物や風景についてのエッセイ。「寺泊」「太市」「千太郎」「棗(なつめ)」「冬日帖」「リヤカーを曳いて」「山寺」「踏切」「雪みち」「短かい旅」。表題作「寺泊」は1977年、第4回川端康成文学賞受賞

水上勉(みずかみ つとむ) 1919-2004年。福井県大飯郡本郷村生まれ。社会派推理小説『飢餓海峡』、少年時代の禅寺での修行体験を元にした『雁の寺』、伝記小説『一休』などで知られる。禅寺を出奔して様々な職業を経ながら宇野浩二に師事、社会派推理小説で好評を博して、次第に純文学的色彩を深め、自伝的小説や女性の宿命的な悲しさを描いた作品で多くの読者を獲得。その後は歴史小説や劇作にも取り組む一方、伝記物に秀作を残した。作品の映像化も多い

図書館のジャケ借りコーナーから選んだ一冊。装丁は司修。表は白い無地の布風に独特な表題の文字。開いた内側に木版画が黒と白で寺泊の海を想像させます。少し前のこと、水上勉の原作とは知らないで映画「飢餓海峡」をテレビで見ました。
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