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くらのかみ [本]

小野不由美著

内容紹介:「四人ゲーム」。まっくらな部屋の四隅に四人の人間が立ち、肩を順番に叩きながら部屋をぐるぐる回るゲームだ。とうぜん四人では成立しないはずのゲームを始めたところ、忽然と五人目が出現した! でもみんな最初からいたとしか思えない顔ぶればかり。――行者に祟られ座敷童子に守られているという古い豪壮な屋敷に、後継者選びのため親族一同が呼び集められたのだが、後継ぎの資格をもつ者の食事にのみ毒が入れられる事件や、さまざまな怪異が続出。謎を解くべく急遽、少年探偵団が結成された。もちろんメンバーの中には座敷童子も紛れこんでいるのだが、、、

小野不由美(1960年-) 大分県中津生れ。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に在籍。「東亰異聞」が1993(平成5)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、話題を呼ぶ

図書館の「ジャケ借り」という特設コーナーから借りてきました。装丁は祖父江慎、表紙と挿絵が村上勉。箱入りです。その箱に穴が丸く空いていて、主人公の男の子の顔が見えます。「講談社ミステリーランド」のために書き下ろした作品だそうです。ミステリーランドのコンセプトは「かつて子どもだったあなたと少年少女のための――」という。土地と財産のある本家の後継を決めるために集まった親戚一同。ドクゼリによる食中毒が起きる、底無し沼にあやうく落ちてしまいそうになる、5人しかいない子供がなぜか一人増えて6人になっているなど、次々と起きる謎を解く子供たち。こんぐらがりながらも、面白く読みました。私もかつて子どもだったからかなぁ。
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