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山に生きる [本]

失われゆく山暮らし、山仕事の記録
三宅岳著

内容紹介:古来より山人の暮らしを支えてきた手仕事を一気に紹介。民俗学的観点からも非常に価値のある記録集。懐かしいだけでなく、現代にも続く山仕事もあり、そのリアルを骨太な文章で紡ぎ出す。著者30年に渡るフィールドワークの集大成

三宅岳(1964年-) 神奈川県藤野町(現・相模原市緑区)に育ち、遊び、暮らす。東京農工大学環境保護学科卒。フリー写真家。おもに山の写真を撮影。北アルプス・丹沢・入笠山などの山岳写真に加え、炭焼きをはじめ山仕事や林業もテーマとする。著書に『アルペンガイド丹沢』『雲ノ平・双六岳を歩く』(山と溪谷社)、『炭焼紀行』(創森社)。ほかに共著など多数

目次
ゼンマイ折り 星兵市・ミヨ夫妻(新潟県旧湯之谷村)、黒田信一・晶子夫妻(福島県南会津郡)
月山筍採り 渡辺幸任(山形県鶴岡市)
炭焼き 佐藤光夫(宮城県七ヶ宿町)
馬搬 岩間敬(岩手県遠野市)
山椒魚漁 星寛(福島県檜枝岐村)、平野敬敏(福島県檜枝岐村)
大山独楽作り 金子貞雄(神奈川県伊勢原市)
立山かんじき作り 佐伯英之 (富山県立山町)
手橇遣い 大矢義広(岐阜県高山市)
漆掻き 岡本嘉明(京都府福知山市)
木馬曳き 橋本岩松(徳島県美波町)
阿波ばん茶づくり 清水克洋(徳島県那賀町)
コラム/木を運ぶ神事 筏流送の名残を訪ねて

どれもが簡単な仕事ではありません。特に木の運搬は時に命懸けでもあります。それを生業としてきた人々がいらっしゃる。飛行機の窓から下を見ると、ほとんどが木です。現代ではもう無くなってしまった山仕事が多い一方、今も後継者がいる山仕事もあるという。自分が直接そうした山仕事に就くわけにはいきませんが、応援できることはやらねば、と思います。というか、阿波ばん茶「又一」を一口でいいから飲んでみたいものです。著者は「口中を駆け抜ける一陣の爽風。控えめな酸味にわずかな土の香りが混じる。そして喉越しの鮮やかさ。盛夏の暑さもふっと消えてゆく味わい」と書いています。

阿波ばん茶 四国山地の懐で、独自に発展を遂げた後発酵茶製法のとびきり爽やかなお茶

おやー、ナチュラルローソンに阿波ばん茶ペットボトルが売っているらしい。でも、やっぱり茶葉が欲しいなぁ

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