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峠 [本]

司馬遼太郎著

内容紹介:幕末、雪深い越後長岡藩から一人の藩士が江戸に出府した。藩の持て余し者でもあったこの男、河井継之助は、いくつかの塾に学びながら、詩文、洋学など単なる知識を得るための勉学は一切せず、歴史や世界の動きなど、ものごとの原理を知ろうと努めるのであった。さらに、江戸の学問にあきたらなくなった河井は、備中松山の藩財政を立て直した山田方谷のもとへ留学するため旅に出る

司馬遼太郎(1923-1996) 日本の小説家、ノンフィクション作家、評論家。本名、福田定一。筆名の由来は「司馬遷に遼(はるか)に及ばざる日本の者(故に太郎)」から来ている。大阪府大阪市生まれ。産経新聞社記者として在職中に、「梟の城」で直木賞を受賞。歴史小説に新風を送る。代表作に「竜馬がゆく」「燃えよ剣」「国盗り物語」「坂の上の雲」などがある。「街道をゆく」をはじめとする多数のエッセイなどでも活発な文明批評を行った

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「峠」は1968年刊行。「主人公、河井継之助は司馬遼太郎の一番のお気に入りキャラクターである」とどこかで読んでからずっと気になっていた本です。でも、みるからにボリュームたっぷりで、なかなか手に取ることができませんでした。図書館の年末年始の休み前日に借りてきました。今年は、お正月テレビの時代劇スペシャルもないし、コロナでどこへも行けないし、まったりと読書三昧。読み応えは十二分でした。幕末の日本へタイムスリップです。2021年6月には映画もみることができるらしい。楽しみ〜

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作品情報
映画『峠 最後のサムライ』
公開時期:2021年6月18日(金)
※当初は2020年9月25日(金)を予定していたが延期となった
出演:役所広司、松たか子、香川京子、田中泯、永山絢斗、芳根京子、坂東龍汰、榎木孝明、渡辺大、AKIRA、東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆、仲代達矢
監督・脚本:小泉堯史
原作:司馬遼太郎「峠」(新潮文庫刊)

『峠 最後のサムライ』あらすじ
慶応3年(1867年)、大政奉還。260年余りに及んだ徳川幕府は終焉を迎え、諸藩は東軍と西軍に二分していく。慶応4年、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに戊辰戦争が勃発した。越後の小藩、長岡藩の家老・河井継之助は、東軍・西軍いずれにも属さない、武装中立を目指す。戦うことが当たり前となっていた武士の時代、民の暮らしを守るために、戦争を避けようとしたのだ。だが、和平を願って臨んだ談判は決裂。継之助は徳川譜代の大名として義を貫き、西軍と砲火を交えるという決断を下す。妻を愛し、国を想い、戦の無い世を願った継之助の、最後の戦いが始まった……。

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