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めぐり逢わせのお弁当 [映画]

DABBA/THE LUNCHBOX (2013 インド/フランス/ドイツ)

久しぶりにインド映画をみました。テレビでチラリと「ダッバーワーラー」を目にしたばかりです。もしかするとこの映画がらみの話題だったのかもしれません。ウィキペディアより「ダッバーワーラー(dabbawala)とは、インド西部の大都市ムンバイにおいて、家庭で調理した弁当を個別に集め、オフィスワーカーの勤務先へ届ける弁当配達ビジネスに携わる人々のことである」 その正確さは非常に高くお弁当の届け先が間違えられる確率は「600万分の1」とのこと。

ある日、その600万分の1の間違いが起きてしまう。イラが作ったお弁当が見ず知らずの男、サージャンに届くようになる。イラのお弁当箱は、ステンレス製の5段重ねの筒型、お弁当入れのバッグは緑色のキルティング、チャック式の上蓋に持ち手もあります。イラは家でスマートフォンばかり見ている夫とお弁当を通して絆を取り戻そうと奮闘していましたが、夫はどうやら浮気しており、妻にもお弁当にも無関心。一方、イラのお弁当を食べたサージャンはメモ書きのように短い手紙を通してイラと心を通わせるようになり、、、もしや年の差を超えて(サージャンはもうじき定年退職する年齢、イラはおそらくまだ20代)二人は結ばれるかもと思いましたが、、、そうはならず、イラは以前にも増して孤独感を強めていたところが大変現実味がありました。

イラのお弁当は美味しいらしい、、、。インドの香辛料がプワワーンと香りたつようなお弁当の画像です。ガスの上でプーと焼きふくれるチャパティも美味しそうだ。

サージャンと会うためにイラがカフェで待っているシーンは「ユー・ガット・メール」(1998年)を思い出させます。レストランでずっと待ち続けたメグ・ライアン、トム・ハンクスは自分がメール相手だとは名乗り出なかった、あのシーンです。相手をこっそり見るだけ見て、自分は姿を現さないのは、なんかなぁ、女性としては男たちがずるいように思えてなりません。

サージャンの同僚シャイクの人懐っこくて、あけっぴろげな性格が楽しい。満員電車の中でノートパソコンでも打っているのかと思ったら、なんと、夕飯用の野菜を刻んでいたし。

銀座シネスイッチは毎週金曜日がレディースデイ=950円。ありがたい、ありがたい。
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