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大内宿

ブリティッシュヒルズとは真逆の大内宿です。会津の山あいにひっそりとたたずんでいるこの村は、江戸時代の宿場の景色そのまま残されていました。茅葺の家が立ち並び、縁側は店舗になっていてお土産物が売っています。大型バスの観光客も次々やってきます。すっかり観光スポットになっているようです。

道の両側には生活水路が流れています。この水路は食べ物を冷やしたり、手を洗ったりするためのものだそうです。

民家はそのまま食堂になっていて、奥の玄関を入ると囲炉裏のある部屋があり、そこには大きな鉄鍋がなにか湯気を上げています。きのこ汁、でも煮ているのでしょうか?その部屋の柱や壁は囲炉裏の煙のせいで良い感じに真っ黒にいぶされています。隣は大きめの部屋で、立派な神棚があります。そのまた隣は小さな部屋で、仏間のようでした。この家のご先祖様をまつる仏壇、鴨居の上にはご先祖様の額縁写真が並んでいます。そのまた隣は表に面した部屋で縁側があり、開け放した障子から通りを歩く観光客が見えます。メニューには十割りそば、とか、きのこ汁セット、とか食べてみたいのはヤマヤマでしたが、朝ごはんをタップリ食べたのでお腹が空いていない私は、それでも、この古代米甘酒を注文したのでした。濁った小豆色の方が古代米甘酒。白いお茶碗のこげ茶色の方はお茶。

表の土産物屋さんで、そばがき団子をいただきました。甘辛いタレがかかっていて素朴そのものです。

今回、会津まで行くなんて全く考えていなかったのですが、ペンションにおいてあるパンフレットのなかに大内宿の写真があって、行ってみたくなったのでした。おじさんの話では、ペンションから大内宿までは1時間もあれば行ける、とのことだったので、思い切って行ってみました。会津へむかう道は雪トンネルがあったりクネクネ曲がっていたり、道の横を小川が流れていたり、遠い山の上に風力発電用のプロペラが見えたり、気ままなドライブにはうってつけな道のりでした。もちろん紅葉が始まりつつある山の木々が一番です。

会津って良いなー。


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