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荒城温泉恵比寿之湯 [風呂]

前日、新穂高ロープウェイのために買った濃飛バスの切符は、二日間有効でした。高山駅ー新穂高温泉駅で乗り降り自由なんです。ということで、次の日も朝からお出かけしました。行き先は、丹生川(にうかわ)地区、千光寺。千光寺で円空仏を見られるらしい。

国分寺バス停から乗車、丹生川中学校前で下車。郵便局で千光寺までの道順を教えていただいて、歩き出しました。そう! 私は見知らぬ道を延々と歩くことが性に合っているのです。道端の花や遠くの山を見ながらテクテク。コミュニティーバス「のらマイカー」のバス停があれば、時刻を確認しながら。ちょうど良いのはないなぁ。うーん。

30分か40分くらい歩いた交差点に「千光寺入り口」という看板があり、そこを右に曲がります。細めの川を2回渡り、左右に水田が広がる中をお山を目指して歩きます。北アルプスと思われる山並みが遠くに見えます。

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千光寺入り口だ

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おっと

円空仏は平日は要予約でした。あー。念のため電話してみましたが、やはりその日は無理とのことで諦めました。仕方なく千光寺の五本杉を見て戻りました。とにかく坂道がキツくてもう歩けませんでした。

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千光寺入り口の手前、「細越」バス停に11:40ごろにくるバスが一本ありそうでした。バス停の路線図をどんなに見ても終点「呂瀬金山」がどんなところなのか、帰りのバスの連絡があるのかないのか、、、全く分かりません。しかし「歩くのはもういやだ」状態だったので、時刻通りに来たコミュニティーバス「のらマイカー」乗車です。

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細越バス停

乗客が私一人になった時、運転手さんが言いました。「この先は降車専用です。どこまで行きますか?」仕方なく路線図に見えた「温泉」と伝えました。運転手さんは「帰りのバスはありません」とサラリ。さらに「温泉の人に尋ねてみなさい」と。のらマイカーの料金100円を払って荒城温泉バス停で下車しました。ちょうど12時ごろでした。

荒城温泉恵比寿之湯は、営業が13時からでした。ウロウロしていたら管理人さんが出てきて言いました。「風呂は12時半から入れます。それまで中でゆっくり待っていて良い。今なら誰も風呂にいないから写真を撮っても良い」。帰りのバスについて聞いてみると「14時に交代の人が来るから自分が丹生川の町方まで車で送ってあげましょう」とのこと。なんというご親切! ありがたいことです。風呂場へ行ってみると、床が温泉成分のためか茶色の網目状になっていました。パチリ

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これは、すごい

まもなく近隣の方がイチゴを持ってきました。朝摘みのイチゴです。1パック買います。すごく美味しい。まもなく時間になって風呂に入り、2時には管理者さんとともに出発。なんということでしょう、丹生川の国道で、濃飛バス高山駅行き14:17発に滑り込むことができました。ふう。

管理者さんは荒城温泉について詳しく教えてくれました。源泉は冷たく、それを灯油で沸かしていること。熱い湯と冷たい源泉に交代に入ることで長くいられること。「スーパーカミオカンデ、ニュートリノ」関連でノーベル賞をもらったナントカ先生が1日おきにこの風呂に入りにきて「この湯は世界一良い温泉成分だ」とおっしゃったこと。足腰を痛めた人が次々と回復していくこと。いや、びっくりの出会いの湯でした。私のバネ指もちょっと良くなったような気がしました。

千光寺 https://senkouji.com/
荒城温泉恵比寿之湯 http://www.ebisunoyu.jp/

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