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2021年のサクラ [植物]

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不忍池

上野は、お山も弁天堂の周りも街角の小さな公園も、どこも満開です。人々はゆっくりとした足取りで流れています。敷物敷いての宴会も楽しいけれど、こういう静かな花見も悪くないです。不忍池周囲はヤナギの新芽も美しい。
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2021年のサクラ [植物]

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近所の小さな公園

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江東区菊川、大横川

上野駅入谷口のサクラ並木は、意外に古く大きく見応えがありました。それがこの冬、歩道とともに整備されました。古木の根が窮屈そうだったところを広げて、ついでに根っこのせいでデコボコしていた歩道の敷石は一新。頭上にワンサカ張り出していた古木の枝も整理されてスッキリ。サクラの木そのものが撤去されたのもあります。今年のサクラは床屋から帰ってきたばかりのトーモクン風です。

上野駅公園口は、さらに大きく変化しました。歩行者のために駅から上野公園へのアクセスが繋がり、そのためアメ横から寛永寺へ抜ける車道は通り抜けできなくなりました。駅ビルレストランが2階に入り、おしゃれ。めぐりんは寛永寺の方から入ってきて公園口バス停へ。そのままロータリーで折り返して谷中方面へ向かいます。国立科学博物館横の歩道も整備されました。
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2021年のサクラ [植物]

台東区も春です。そちこちのサクラが咲いて、もういてもたってもいられません。自転車でブラブラしてみます。まずは小村雪岱の文章から気になっていた金杉の三島神社へ。そこから西へ向かいます。竜泉、吉原、地方橋からは山谷堀公園です。もうずうっと桜並木。通りを一本渡ると、台東リバーサイドスポーツセンターです。さくら橋を渡って墨田区側へ。いつもなら墨田区町内会運営の屋台が並ぶ場所であり、私は缶ビールとつまみを買い食いして悦に浸るタイミングになるはずが、、、去年も、今年も、何もありません。コロナが憎い。東武スカイツリーラインの線路沿いにできた「すみだリバーウォーク」を自転車を押して歩きます。花見観光船の上からお客さんが手を振ればこちらも振り返します。太陽を受けた川面はキラキラ。

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ジャム用のイチゴが店頭に並びだしました
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信越線 [石]

https://dearlip.blog.ss-blog.jp/2020-12-08
「つぐみ Books & Coffee」は、去年の12月に本当に偶然見つけたカフェです。再訪できる日をずっと楽しみにしていましたが、いよいよ今日がその日となりました。JR青春18切符を利用して、上野から高崎、信越線に乗り換えて磯部駅。駅前から小さなバスに乗り込んで、カフェには11時ごろ到着。昼は予約でいっぱいのようでしたが、その隙間にお邪魔させていただくことができて、ラッキーでした。体に優しい食べ物とコーヒーが美味しい。なんといっても奥の図書スペースがステキなんです。今日は串田孫一の「旅の絵本」を丸々一冊読み切りました。

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窓の外は広い庭

帰り道、歩いて九十九川まで行き、そこでロックバランシングをちょっぴり。一番奥に妙義山のギザギザ稜線が見えています。

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快晴!

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ただ並べただけの力が入っていない作品

磯部駅に戻ると、ちょうど横川駅行きが来たので乗車。横川駅の荻野屋で玉子そばを一杯。横川駅は周囲をすっかり山に囲まれていました。濃い常緑樹を背景に新芽が芽吹いた木々、あるいは、サクラやウメやハナモモか何かの花木が良く映えていました。足元にはイヌフグリ、ホトケノザ、カラスノエンドウ、タンポポ。土手や家庭菜園などには菜の花の黄色の帯。家の庭はユキヤナギやレンギョウ。ツクシは見なかったなぁ。そうそう、「つぐみ Books & Coffee」にはミモザが満開でした。

「旅の絵本」1973年版。詩人や随筆家、哲学者として活動した串田孫一による画文集。FM放送の番組「音楽の絵本」より、旅のシリーズから詩やエッセイを掲載。添えられたペインティング作品も著者自身によるもの。
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意匠の天才 小村雪岱 [本]

原田治 平田雅樹 山下裕二 ほか

内容紹介:大胆にして繊細。豪奢ながらもさりげない。懐かしき江戸の姿を描きつつ、極めてモダン。大正から昭和初期にかけて、主に大衆文化の分野で活躍した意匠家・小村雪岱。独自のデザイン感覚に貫かれたその作品世界は、泉鏡花にも愛されました。彼が手がけた貴重な装幀本から、挿絵、舞台美術、日本画まで、珠玉の名品150余点を一挙掲載。新資料や味わい深い名随筆も特別所収し、永遠に古びることなき天才の全貌に迫ります

原田治(1946-2016) 東京都生れ。イラストレーター。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。70年、雑誌「アンアン」創刊号でイラストレーターとしての仕事を開始。76年からはキャラクターグッズ「オサムグッズ」の制作を開始し、人気を博す。主な著作に「オサムグッズスタイル』」(ピエ・ブックス)、「ぼくの美術帖」(みすず書房)など

平田雅樹(1963-) 群馬県生れ。蒐書家。東京大学大学院修了。著書に「アラステア画集」(奢灞都館、共編著)など

山下裕二(1958-) 広島県生れ。美術史家、明治学院大学文学部芸術学科教授。東京大学大学院修了。室町時代の水墨画の研究を起点に、縄文から現代まで幅広く美術を論じる。主な著作に「岡本太郎宣言」(平凡社)、「驚くべき日本美術」(集英社インターナショナル、共著)、「日本美術全集20 日本美術の現在・未来」(小学館、責任編集)など

「とんぼの本」は新潮社の叢書。1983年に創刊、美術・生活・旅・歴史などのカルチャーをテーマを出す入門書および案内書。ビジュアルブックのシリーズ。「とんぼの本」という名は、とんぼの特性、軽やかで幅広い視野を持つイメージから名付けたとのこと。おかげさまで図版が充実していて嬉しい。
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2021年のサクラ [植物]

サクラの季節となりました。ご近所で見つけた風景を記録しておこうと思います。まずは、、、

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上野学園の通り

上野学園は、1904年創立、当初はレンガ造りの校舎で中庭があったそうです。その庭は樹木がこんもりとして特に春はサクラが上野公園に負けないくらい綺麗だったそうです。2006年ごろから建て替えが始まり、今ではすっかり近代的なビルになっておりますが、チェロの先生が旧校舎や庭のことを話してくれました。

お次は、、、

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秋葉神社

小さな神社です。トーモクンと一緒に来てナームー、ナームーと拝んだのが懐かしい。彼がまだ二歳とか三歳の頃のことでした。地面にジャリが敷いてあり、いつも一つ、二つ、拾って持って帰ったものでした。
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日本橋檜物町 [本]

小村雪岱著

内容紹介:わが国装幀史上屈指の名作、泉鏡花「日本橋」を手がけた日本画家・雪岱。その仕事は、挿絵・装幀はいうにおよばず、舞台美術の世界でも一家をなすほどで、本職の画業に収まらない広がりと奥行を持っていた。同じく画家であり名文家の誉高い鏑木清方から非凡な文才を評価されていたが、遺した文章は多くない。本書は雪岱の死後、有志の計らいで成った貴重な一冊。同時代人による雪岱評アンソロジーを併録

小村雪岱(こむらせったい) 1887-1940年。川越生まれ。本名、安並泰輔。1908年東京美術学校日本画科卒業。在学中、下村観山、のち松岡映丘に師事。1914年、鏡花の「日本橋」の装幀を手がける。1933‐34年には、挿絵の代表作となった「おせん」「お伝地獄」を発表、装幀・挿絵の分野に確固たる地歩を築く。また、舞台美術の分野でも異才を放ち、「一本刀土俵入」「大菩薩峠」など、数多くの作品を制作、一時代を画す

【目次】
入谷・龍泉寺
木場
日本橋桧物町
大音寺前
観音堂
長谷雄草紙礼讃
阿修羅王に似た女
古寺巡り
挿絵のモデル-個性なき女性を描いて
春の女
新聞小説の挿絵-「忠臣蔵」を調べる
夢の中の美登利
女を乗せた船
泉鏡花先生のこと
泉鏡花先生と唐李長吉
「山海評判記」のこと
「参宮日記」と「日本橋」のこと
「註文帳画譜」
教養のある金沢の樹木
水上瀧太郎氏の思出
九九九会のこと
舞台装置の話
羽子のかぶろの暖簾
舞台装置家の立場から
歌右衛門氏のこと
大阪の商家
「春琴抄のセット」ー藝術における真実について
民謡と映画
映画片々語
初夏の女性美
【付録】
鏑木清方、久保田万太郎、里見弴、堀尾政弘、邦枝完二、山口蓬春、尾上菊五郎(六代目)、花柳章太郎、繁岡鑒一、戸板康二、山本武夫、泉名月らのエッセイ

特に最初の「入谷・竜泉寺」が印象深い。この辺りはうちからも歩いていけるところで、コロナが始まってからの台東区散歩でずいぶん歩きました。根岸、日本堤、吉原、竜泉、下谷など、小村雪岱が歩いた頃の風景はもうほとんどなくなっているはずです。今も公園の整備や個人宅の建て替えが進行中、はげしく。金杉上町の三島神社はありますが、オハグロドブっていったいどこに、、、。酒屋や宿車屋、桶屋などが並ぶ路地があり、その周辺には蓮の咲く溜池や田圃がそこらじゅうにあったらしい。端正な、折目正しい姿で散歩をする小村雪岱を想像します。町の佇まいを想像します。

巻末エッセイである泉名月の文章が良いです。彼女は泉鏡花の姪で、泉鏡花の死後に養女になったらしい。泉鏡花にも小村雪岱にも直接会ったことはないそうです。
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スペースアポロ [食べ物]

バラエティー番組「マツコ&有吉 かりそめ天国」で、有吉さんが子供の頃に好きだったパンということで菓子パン「スペースアポロ」がクローズアップされました。すでに製造は終了していたものをフジパンが復刻、2020年10月に発売開始の運びとなりました。その発売当初は人気が高くてなかなか手に入らないとのことでした。それが、、、さっき、ご近所のスーパーマーケットのパン売り場にあったんです!

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なんか、うれしい

食べてみましょう。スポンジの間にミルククリーム、基本はフワフワですが、たまに砂糖の粒がジャリッとして楽しい。地元の人もみんなすっかり忘れてしまった昔の商品を、有吉さんの思い出の中にだけかすかに残っていたパッケージのイメージ(緑色のアポロ柄)をたよりにこうして再び製造されて、全国的に販売されるって、、、なんだかとても羨ましいな。こういう時「芸能人はいいな」と思う。
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ブレイブ-群青戦記- [映画]

(2021)

先月バレンタインデーのころ、三浦春馬さんが即興な感じでカッチーニのアベマリアを歌っている映像をみました。以来、三浦春馬さんをちょいちょい思い出すようになり、、、先週、公開された映画には徳川家康役で出ているというので、大変久しぶりに映画館へ行きました。

1985年のアメリカ映画「BACK TO THE FUTURE」と同じ原理でのタイムスリップをはじめとして、いろいろと「おや?」と思うことはたくさんありましたが、ともかく、テンポが早くてあっという間に現代の高校生が徳川家康になってしまうという話でなかなか面白かった。戦国時代を生き抜くのは心底容易ではなかったのだなぁ。
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三月の庭 [植物]

3月13日(土)は一日中、大雨、そして雷でした。関東には強風、竜巻注意報が出たところもありました。そして14日(日)は晴れました。まだ強い風は残っていましたが、概ね青空。東海村の庭の手入れのために出かけました。秋に植えたスイセンやチューリップ、ヒヤシンスの花が咲いているかどうか、気になっていました。花の様子を観察するために設置した防犯カメラがかれこれ3週間以上もウンともスンとも見えなくなってしまったのもおお困り。頼りにしていたのに、、、。

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ヒヤシンスとチューリップは芽が出ていました

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白いスイセン

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黄色のスイセン

スイセンは地面の中で勝手にどんどん増えるなぁ。
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